書は文学であり 詩である
線と墨の音楽で
イメージと文字の衝突である
意味するものの発酵でもあり
線による 詩の泡沫である
書はイメージの文字化であり
存在である
意味するものと意味されるものが
線によって空間で融合される
詩である
抽象作用だけが
飛躍を可能にする
あらゆる分野の作品を見続けてきた人間が、住谷夢幻として、表現者として自己の中に新しい自分を見つけ出すために試行錯誤して制作してきた作品六十数点を展示。
洗練された作品の中に先人たちの声を聞き、さらに「線」の動きや墨の濃淡に息づかいを感じ取り、楽しんでいただければと思います。
住谷夢幻(岡田芳保)
1937(昭和12)年 高崎市東国分生まれ
■著作・展覧会
詩画集「住谷夢幻の16の花による版画」セリグラフ=金子英彦
詩集「光・風・空」
「岡田芳保(夢幻)の書展」(東京・国立・青い鳥ギャラリー)
「夢幻の書展」(東京・神田・小川町ギャラリー)
「住谷夢幻 書表現の世界」(ノイエス朝日)
「住谷夢幻 3.11フクシマ」(ノイエス朝日)
「五天展」グループ展(ノイエス朝日)
「楕円展」グループ展(ノイエス朝日)