染色といえば友禅、江戸小紋といえば極細かい文様の代表です。
日本の伝統工芸は後世に伝え残さなければなりません。
それにはしっかりした基礎と経験です。
今回は四ツ井健さんのこれまでの様式にとらわれない友禅と藍田愛郎さんの極小美の江戸小紋の展覧会です。
ぜひ二人の絵際の見事な技をご観覧いただければ幸いです。
特に着物「菊唐草文様に箔あられ」の仕事は見所です。
群馬県重要無形文化財保持者
藍田正雄
昭和 37年 8月 石川県金沢市に生まれる
56年 4月 金沢市内友禅工房に勤める
平成 3年 6月 第32回石川の伝統工芸展初入選（以後連続）
6年 6月 第35回石川の伝統工芸展・奨励賞
14年 6月 第43回石川の伝統工芸展・日本工芸会賞
15年 6月 第44回石川の伝統工芸展・奨励賞
16年 6月 第45回石川の伝統工芸展・奨励賞
18年 9月 日本工芸会正会員に認定
19年 3月 第41回日本伝統工芸染織展・北國新聞社賞
21年 3月 第43回日本伝統工芸染織展・日本経済新聞社賞
23年 6月 金沢めいてつエムザ個展
26年 3月 第48回日本伝統工芸染織展・東京都教育委員会賞
27年 5月 第56回石川の伝統工芸展・NHK金沢放送局長賞
日本工芸会正会員
1978年 群馬県高崎市に生まれる
2000年 藍田正雄氏に弟子入りする
2004年 東日本伝統工芸展で初入選
2005年 日本伝統工芸展で初入選
2007年 日本伝統工芸展で日本工芸会新人賞を受賞
NHK「日曜美術館」に出演
2009年 日本工芸会正会員となる
群馬テレビ「技に迫る」に出演
2013年 クーパーヒューイット国立デザイン博物館で復刻した伊勢型紙で染色実演
2014年 東日本伝統工芸展で川徳賞受賞
日本工芸会正会員
