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EXHIBITION | 展覧会

岡部蒼風遺作展 併設 田部井健二陶展

烏有
志野茶碗

書家・岡部蒼風が他界して、この9月21日で3年になる。
群馬県邑楽郡に生まれ、比田井天来に師事し、当時、書の革新運動の旗手として「草人社」の結成、「日本前衛作家協会」、「蒼狼社」を創立、「魯愚書会」をはじめ後進の育成にも力を注いだ。その精神は衰えることなく、あらゆる分野の異なる作家の作品発表の場として「沙鶏会」を結成した。
その前衛精神は亡くなるまで変わることがなかった。
伝統に「新しさ」を追求してきた岡部蒼風の書の軌跡をノイエス(新しい)でご高覧下さい。

会期 2004年7月21日(水)~28日(水)
AM10:00~PM6:00 (最終日はPM5:00まで)
会場 ノイエス朝日 スペース1・2
前橋市元総社町67番地 TEL:027-255-3434 FAX:027-255-3435

岡部蒼風

 明治43年  群馬県邑楽郡高島村藤川に生まれる。
 昭和9年  比田井天来に師事。
 昭和11年  書道芸術社同人となり書の新しい芸術運動を進める。
 昭和27年  「草人社」結成、書の革新運動を進める。
 その間、大日本書道院、書道芸術院、毎日書道展各審査委員を務める。
 昭和32年  「日本前衛作家協会」を創り、委員となる。
 昭和41年  「蒼狼社」創立、会長となる。
 昭和51年  会長を後進に譲り名誉会長となる。
 昭和59年  「沙鶏会」を設立。書・絵画・陶芸・彫刻・工芸の交流の場として発足。
 平成13年  9月21日肺炎のため熊谷総合病院にて死去。
 雅号:蒼風  別号:黙虎・白鹿洞・白鹿寺

田部井健二

 昭和9年  群馬県館林市に生まれる。
 昭和33年  早稲田大学卒業後、岐阜県陶磁器試験場に勤務。
 昭和35年  パキスタンにて製陶指導・原始仏教を研鑽する。
 昭和42年  「創陶苑」を創設、自らの生の証を陶芸に求める。
 昭和50年  養老山奥に居を移す。
 昭和57年  養老焼陶村を作り加わる。
 昭和63年  沖縄県名護市に陶房を作る。
 平成11年  名護市勝山に嘉津宇窯を作る。

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