大きな納屋を借りて器作りを初めてからずっとその存在感に圧倒されて来ました。北の大地の仕事はさぞ厳しかったのだろうと思いつつ、いつも太い梁を見ていました。僕らの使う土は大地の土とは比較にならない程ひ弱なものだと思っています。それを何とか力強く表現したい、納屋に転がしておいても負けないくらいの器でありたい。その想いが作陶の原点になっています。技術よりも力強さ、雅よりも優しさ、完璧さよりも木訥さ、そんな器が生まれてくることをめざしています。
会期 | 2004年10月9日(土)~17日(日) AM10:00~PM6:00 (最終日はPM5:00まで) |
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略歴
1947年 | 北海道旭川生まれ |
1970年 | 中央大学法学部卆 |
1991年 | 納屋工房 開窯 以降 前橋、浦和、東京、札幌、青森 等各地で個展 北海道陶芸会会員 |