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EXHIBITION | 展覧会

皮白竹の仕事と竹を使った工芸展 タケヤネの里

会期:2012年2月4日(土)~12日(日)
午前10時~午後5時
※2月5日(日)、午前10時~「竹皮の花籠作り」ワークショップ。午後1時30分~ドラムソロライブ、「タケヤネの里」上映会・シンポジウム(各イベント有料、詳細は下記をご確認ください。)

会場:ノイエス朝日 スペース1・2

出品作家:佐藤鳳秋(羽箒)・前島美江(竹皮編)・宮川弘尚(竹工芸)・山本政史(日光下駄)
賛助出品:阿部公則(木工)・後藤英彦(版画・ばれん)

 ドイツ人建築家ブルーノ・タウトが高崎の南部表(雪駄)職人と共同で作り上げた竹皮編の技術を継承していた前島美江さんが、福岡県八女市星野村、黒木町、うきは市にしか生えていない原材料の白竹(シラタケ)が入手困難になる状況を知り、竹林保全のために地元の人々や都会のボランティアを募り<八女カシロダケ活用プロジェクトかぐやひめ>を立ち上げました。
 黒木町笠原の「えがおの森(小学校跡)」を拠点として、竹林整備や竹皮編講習会や創作タケノコ料理を作ったり、竹皮工芸なども紹介したりと、その活動は多くの人々の協力のもと広がりをみせてきました。
 そして、2008年には旧知である青原さとし氏に監督を依頼して映像記録も開始し、「タケヤネの里」として完成しました。
 映画を通して、高崎の雪駄が全国の高級ブランドとして流通していたこと、竹の皮が江戸時代の生活の中に組み込まれていたことなどが見えてきます。竹林の原風景、そして竹皮文化は日本の風土の中に長く育まれてきたことを思うと、私たちはこの文化を継承して残していかなくてはと強く思います。
 今回は、多くの人々によって継承されつつある竹皮の魅力を、展覧会を通して皆様に知っていただき、さらに大きな関心をもっていただければと思います。

2月5日(日)  特別イべント

■ワークショップ「竹皮の花籠作り」 講師:前島美江(参加費¥1,000)
午前10時30分~12時

■ドラムソロライブ、「タケヤネの里」上映会・シンポジウム(チケット¥3,000)
・ドラムソロLIVE 石塚俊明(頭脳警察)
午後1時30分~2時
・ドキュメンタリー映画「タケヤネの里」上映会
午後2時~4時
※上映後15分休憩 ドリンクサービス
・シンポジウム「地域から世界へ―伝統とアートの境界を越えて―」 青原さとし(ドキュメンタリー映像作家)×飯塚俊男(映像作家・前橋出身)×白川昌生(美術家・前橋在住)
午後4時15分~5時

協力者:荒瀬隆子・大熊哲雄・門倉貴浩・小柏桂子・斎藤真理・白石真理・関礼子・田中美千夏・田村裕・田谷野芳忠・寺澤徹・寺澤知美・ちづこ・中島幹子・堀内雄市・前島芳隆・松原博則・宮川典子・山口京子
写真資料提供:木暮伸也・CLASKA Gallery&Shop”DO”・西上州竹皮編でんえもん

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