隔年でこの時期に開催しています斉藤健司氏の個展です。
幼くして戦争で父を失い、その後は中国戦跡取材やフィリピンのルソン島戦跡、沖縄戦跡、パラオ諸島慰霊、戦跡の取材を続け、特効基地、鹿屋、知覧、指宿戦跡取材、沖縄での遺骨収集に参加、今年、73年目の夏を迎えました。
戦争の悲惨さを多くの人々に伝え続け、平和への願いを込めて作品づくりをしている斉藤健司氏の新作をご覧いただければと思います。
※斉藤健司作品展の問い合わせにつきましては、会期中にノイエス朝日へご連絡ください。
斉藤健司
■略歴
1942年 群馬県高崎市生まれ
1978年 創元会会員推挙
1989年 群馬県美術会会員推挙
1997年 第56回創元展安田火災美術財団奨励賞
2000年 中国戦跡取材(北京、ハルピン、重慶、南京)
個展 -55年目の夏- NTTユーホール
2002年 フィリピン ルソン島戦跡取材(マニラ、バギオ、ボルドッグ道、プログ山)
第53回群馬県展 会員賞
2003年 沖縄戦跡取材
2004年 沖縄戦跡取材、遺骨収集事業参加
2005年 沖縄戦跡取材、遺骨収集事業参加
個展 -60年目の夏- ノイエス朝日
2008年 第67回創元展 会員賞
個展 -63年目の夏- ノイエス朝日
2009年 個展(アートワーク展)高崎市庁舎展望ロビー
2010年 個展 -65年目の夏- ノイエス朝日
2011年 第62回群馬県展 群馬県教育文化事業団会長賞
2012年 特効基地 鹿屋、知覧、指宿 戦跡取材
個展 -67年目の夏- ノイエス朝日
2013年 厚生労働省 硫黄島遺骨帰還事業に参加
2014年 個展 -69年目の夏- ノイエス朝日
2016年 パラオ諸島慰霊、戦跡取材(本島、ペリリュー島、アンガウル島等)
個展 -71年目の夏- ノイエス朝日
現在 (社)創元会理事審査員
群馬県美術会常任理事
高崎市民展審査員
NHK文化センター講師